好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

確定申告

ちょっと眠いな、いや、今日は絶対出発だ。確定申告・・・なんと3時間待ちか、まぁいいか、小説読んでれば家にいても同じことだ。腹が減ったな。そばに「国立劇場おきなわ」がある。ユネスコ無形文化遺産、沖縄伝統芸能の最高峰「組踊」が演じられる舞台だ。 今…

オープン戦

沖縄でのプロ野球キャンプも終盤に近くオープン戦が繰り広げられてる。 「ラグナ・ホテル、宜野湾ですね」、「運転手さん、チェックイン終わるまでしばらく待っててもらえませんか?」、「どちらかへ?」、「コザ信金スタジアムというんですか、そちらへ」 (ああ、広島オープン戦か、追…

帰社時間ギリギリに長距離のサラリーマン。「急ぎでお願いします・・・30分で行けますか?高速使っていいですよ」、「 ○○ホテルですか、いえいえ、すでに帰宅渋滞が始まってる時間なんで、もう少しかかりますよ。どうぞ・・・(ちょっと自信ないけど、10年前に一度行った…

うりずんの季節はもうすぐ

また、「ひめゆりの塔」に献花していただきました(決して自分からは強制はしていません) 本島の最南端にも行ってみたいと。さて、どうしようか。喜屋武岬の分かりずらい細い農道を通って「平和之塔」へ車を飛ばす。ほとんど観光客は来ない断崖の上にある小さ…

ほほえましい風景

一昨日からの冷え込み、春嵐のせいか、やや、風邪っぽいなぁ。そんな時は、静かに過ごす。空港での待機読書もそうだが、もう一つの楽しみ、競馬。土曜日は沖縄は競馬のTV中継がないから単勝を買っておいて帰宅後VTRを見る。京都牝馬S、クイーンズリング、おっ的中…

霊の誘い

夜明け前に激しい雨。小降りになった隙をついて、取り合えず車だけ持ってきておこう。つり銭箱だけは忘れないように。と、ヘッドライトの先の24時間オープンのパン屋前で手が…こんな時間に、女子高生らしいが。雨は小降りになってきた。繁多川の淋しい場所で、「ここで…

雨水

ちょっと休憩するか。この場所は車では何度も通り過ぎてるが、降りて地べたを踏んで眺めるのもいい。 朝早く3名の中学生を拾い、豊見城で一人を降ろし、糸満へ回り潮平で一人、最期はここ西崎。そうか、那覇で友達と語り明かして結局朝帰りか。ま、それもあ…

衝突

朝からバイクと車の衝突事故、その後火事騒ぎと、泊大橋は通行止めが続く。 その電話、たまたま社長がとったんだってよ。話の内容が分からないけど、なにしろ相手のお客らしいのはメチャクチャ怒っているらしくて…。 ま、この類いのもめ事はタクシー会社に務めているとめ…

春一番

1000年前の清少納言や兼好法師の気持ちが少しは伝わってくる。 冬はつとめて(早朝) 雪の降りたるはいうべきにもあらず・・・(枕草子)。朝は確実に空は明るくなってきているが、雪こそ降らなくても、沖縄も昨日今日と寒い。昨夜は風のビュービュー吹く音で夜中に…

澄み切ってる海がなんだか不気味にみえる。綺麗だな~、触れれば冷たいだろうな~。 一昨夜の渡嘉敷の島風も、昨夜の岡山の遠風も、感じるしかできない。 育てても全然売れないから「金捨てる」と揶揄(やゆ)されたようだ。今はあちこちの個人の庭木に実って…

旧正月

結末のシーンがよみがえってくる。なんだっけ、どの小説だったか、本棚の本を一つ一つ探す。見つからない。寝酒ならぬ寝小説を読んでると、突如またあのシーンが出てくる。・・・起きていってまた本棚をあたる。これじゃない、これでもない、あれっ、これ、長編じ…

海風

ほんとかい、また観光依頼だ。 母さんは前に一度、娘さんは初めての沖縄訪問。東京からですか、えぇ~と、平和祈念公園と斎場御嶽(せーふぁーうたき)と聞いていますが、他はどこか希望は?ここも空港へ着いてからパンフレットを見ただけなんです、なんにも計画し…

冬の畑

いよいよ今日で終了か、GPS人工衛星測量。最後は車もギリギリ侵入できる農道奥の畑の中。気温は低いが天候は穏やか、土の匂いのたちこめる畑、締めにふさわしい。 すごいなぁ~この畑、何種類あるんだろう・・・インゲン豆、ホウレン草、キャベツ、レタス、白ネギ、二十日ネギ…

定年後

「お店は楽しいかね。定年がないのはいいが、一生シェーカーを振るってのもどうかな」過去に立派な肩書、経歴をもって今は定年を迎えた客は言った。 バーテンダーは優しく笑って言った。「お客さんは時給500円で働いた事がありますか」 「どういう意味だ」 「そういう…

2月の寒気

よっしゃ~、平日しばらく別用事で臨時休みにしていたタクシー、日曜日なんで久しぶりに乗務。・・・街に人影が見えない。 まいった、QUANTUMへ直行するか。ここも動きが鈍い。だいたいなんで今日なんだ?旧正月の中国の民族大移動はこの船が上海に戻ってからだ(…

読書、旅

懐かしい菊畑。収穫の終わったあとの残り菊だ。網棚やスプリンクラーや電照ランプ、雑草。 農道での読書、止まらない。なんで本を読むのか?という人がいる。返答に困る。見たこともない人に見たといっても分かってもらえないからだ。 ん、これは一つの返答に使える…

チームワーク

- 朝から雨続き。車のすれ違いもできない農道は水たまり。脇空き地に車を入れると、ぬかるみから出られなくなる。夕方近くになって風も出てきて気温も下がってきた。そんな中でもGPS測定強行。なんせ一括交付金予算の事業で納期が決まってるから待ったなし。…

「なんの本を読んでるんですか?」 GPS人工衛星のデータを地上で受信中の間は車の中で本を読んで過ごす、と、同行の測量士が声を掛けてきた。「乙川優三郎のトワイニング・シャッフルです」 「どういう意味ですか?」 ・・・そういえば、どういう意味か・・・「(陽が沈ん…

史跡

木地師の気分を少し味わいながら山々を駆け巡る。GPS搭載人工衛星からのデータ受信機を設置したら、あとはしばらくそのまま。その間付近を散策できる。 お、「内間御殿(うちまうどん)」だ。もう500年も昔になる、コロンブスがアメリカ大陸を発見(1492年)するちょっと前…

谷奥

千年も前から明治に入る前まで日本に存在していた山の遊牧民「木地師」を思いうかべる。(脊梁山脈) <分け行っても分け行っても、青い山>(山頭火)とまではいかなくても、小雨のなか、聞こえてくるのは鳥類のさえずり、蛙のあくびするような遠吠え。 町のすぐ近…

沖縄の桜

If winter comes, can spring be far behind? (冬来たりなば、春遠からじ) 沖縄にはもう桜。寒緋桜(かんぴざくら)。 小雨、公園グランドの東京ヴェルディのキャンプもまだのようだ。 とりあえず朝の測量を終わらせなきゃ、GPS人工衛星ははるか2万キロ上空。