霊の誘い
夜明け前に激しい雨。小降りになった隙をついて、取り合えず車だけ持ってきておこう。つり銭箱だけは忘れないように。と、ヘッドライトの先の24時間オープンのパン屋前で手が…こんな時間に、女子高生らしいが。雨は小降りになってきた。繁多川の淋しい場所で、「ここでいいです」と。車内灯を点け乗務記録を書きこむ。と、閉めた後部ドアがカタッと音がした。振り向いたが誰もいない。そう言えば
周りは、…識名霊園か、暗闇のお墓も雨で寒そうだ。
空港待機で小説の読みすぎかなぁ。なんか、こんな日は非日常事がおこりそう。
お、高齢の紳士と妙齢の女性の二人連れだ、近場のホテルかな。「え~っと、八重瀬町の那覇ゴルフ倶楽部までお願いします」
ほら来た、非日常。ゴルフ好きの霊がまだ車内に乗ってるようだ。
周りは、…識名霊園か、暗闇のお墓も雨で寒そうだ。
空港待機で小説の読みすぎかなぁ。なんか、こんな日は非日常事がおこりそう。
お、高齢の紳士と妙齢の女性の二人連れだ、近場のホテルかな。「え~っと、八重瀬町の那覇ゴルフ倶楽部までお願いします」
ほら来た、非日常。ゴルフ好きの霊がまだ車内に乗ってるようだ。