冬はつとめて(早朝) 雪の降りたるはいうべきにもあらず・・・(
枕草子)。朝は確実に空は明るくなってきているが、雪こそ降らなくても、沖縄も昨日今日と寒い。昨夜は風のビュービュー吹く音で夜中に目を覚ました。
清少納言も時間をもてあそんで
枕草子などを書いていたのかと思うが、もっと暇だったのは
兼好法師だ。
つれずれなるままに、日暮し硯(すずり)に向かいて、心に移り行くよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂おしけれ。(
徒然草) そうとう暇だったんだな(笑)
こんな寒い日は、本など読んで寒いのを慈(いつく)しんでたんたんと日常をやり過ごす。暴飲暴食が風邪ウイルスの最大の罠だ。徒然なるままにだ・・・まてよ、
清少納言や
兼好法師、暇だったというより、時間の使い方がうまかったのかな。