好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

琉球歴史

史跡

木地師の気分を少し味わいながら山々を駆け巡る。GPS搭載人工衛星からのデータ受信機を設置したら、あとはしばらくそのまま。その間付近を散策できる。 お、「内間御殿(うちまうどん)」だ。もう500年も昔になる、コロンブスがアメリカ大陸を発見(1492年)するちょっと前…

夢の跡

ムーチー(月桃葉で包んだお餅)を食べて、粘り強く空港待機、(苦しい言い訳ー笑)というか、ちょっと眠いだけだけど。 ここっとスマホを差し出す。あ、ホテルですね・・・ちょっと待ってね、車を邪魔にならないところに移動してから調べましょうね。・・・ん?なんだ、日…

歴史

終わった~!「沖縄学セミナー」、琉球王国史、沖縄戦史、沖縄人気観光スポット、etc. 2時間の講義、時計を見ながら喋るだけ喋ってきたが、セミナー会議室を出て数時間経った後はやっぱりあれもこれも伝えてなかったと思うのが結構あった。ま、逆にあれ以上細かいことを…

御物城(おものぐすく)

那覇港湾内の小島、今は米軍施設内で入れないが、御物城(おものぐすく)という城跡が見える。 琉球王国時代貴重な貿易品を保管してた城。第一尚(しょう)王朝をクーデターで滅ぼし長期第二尚王国をぶっ立てた金丸(かなまる、のちの尚円王)はここを管理する(御鎖側…

県庁警察部壕

戦後50年間も誰にも知られず投げ捨てた粗大ごみの山だったのか。70年前沖縄戦の最中、嵐のように降り注ぐ爆撃から逃れるために隠れた「県庁・警察部壕」だ。写真の遠くの山の頂上に見えるのが首里陸軍本部壕だ。 県民の安全誘導のためこの壕からあそこの首里…

沖縄3大名花

今日の那覇の気温32℃だよ、馬っ鹿じゃねえの、この異常気象。 誕生日祝いに花を持たせるため、近所を回りながら一般に言われている「沖縄3大名花」、オオゴチョウ(黄胡蝶)、サンダンカ(三丹花もしくは三段花)、デイゴ(梯梧、季節が終わってるから花写真はパクリ)を送っ…

最強の台風は?

よっしゃ、タクシーも調子がもどってきたぞ。空港からいきなり琉球大学までの長距離だ。帰りの裏通りの民家の庭、ほぉ~、バナナにパパイヤにシークワーサーの木が3本並んで植えられている。これぞ沖縄の風景。 最大瞬間風速81mか、与那国島を襲った台風21号。しかし、那覇…

絢爛豪華

<今の浦添市安謝の岩場を背にした砂浜は鮮血飛び散る酷(むご)たらしい光景が繰り広げられた。> クライマックスはやはり蔡温(さいおん)による平敷屋朝敏と友寄安乗の磔(はりつけ)の刑の場面か(世に言う「友寄・平敷屋事件」)。二人に関与した他13名は苦しまずの斬…

夢の跡

琉球三山時代の一つ、南山城跡。糸満市の山の中。暑い!蝉の声一つ聞こえない。兵(つわもの)どもが夢のあと、だな。 唐突だが、叔父の小説「思五郎(玉城朝薫のわらび名)が行く」を思い出した。もうすぐ読み終わるが、最後に衝撃の事実が。組踊「手水の縁」(…

相思樹(そうしじゅ)

(↑ネットからパクった写真) この木かな・・・相思樹・・・波の上ビーチに続く道端に咲いているが、定かじゃない。ネットでじっくり写真を見てからもう一度確かめに来るか。 ♪~目に親し、相思樹並木~♪ 「相思樹の歌」、合唱部経験者ならいざ知らず、一般の人で知って…

伝承

信ちゃん(沖縄の芸人)の叔母、キクおばちゃんは「白梅看護隊」の生き残りだったのか。生き証人のTVドキュメント(「きんくる」)、よかったな。八重瀬岳の「陸軍野戦病院壕」や糸満国吉の「白梅の塔」は観光ガイドの手前訪問したこともあるしこのブログでも紹介した…

幻(まぼろし)

明日、23日月曜の「慰霊の日「(沖縄終戦日)」を前に主要道路のあちこちに交通規制予告板が目立つ。そのあと木・金曜の天皇・皇后の来沖も含めてだ。TV報道も沖縄戦にまつわる特集が一段と増えてきたこの頃だ。 さて、そろそろ時間だ、最後にもうひと回りして…

70年前

八重瀬岳の下に広がる田園風景。岳の頂上にある与座貯水タンクは海に出た時の糸満漁師のランドマークの役目もすると聞いた。のどかだね~。その中腹に「八重瀬公園」がある。 いやね、公園にのんびりしに行ったわけじゃない。公園のまさに入口の左脇に「白梅看護隊の…

今は昔

電話(LINE)がなった時、ちょうど首里高の前にいたよ。洋子おばちゃんの卒業高だ。なぜか兄貴のいる那覇高に対抗して(?)首里高にしたという(笑)。 1958年、沖縄がはじめて甲子園に招かれた。首里高校だ。5歳の時だから覚えてるわけないけど。 でも、沖縄の人…

歴史の罠

ちっぽけな島にあった琉球王国の歴史を紐解いていくと、面白い!だからなにと言われても困る(笑)。 ただ、歴史と現実、これは全く別に考えたほうがいい。歴史の荘厳さがそのまま現在まで美しく輝いていると思いたいが、現実はそう甘くない。歴史はすでに「物…

驚きの歴史

雨か。支度に時間がかかるな。ちょっと眠いし。 昨夜は・・・盛り上がったな、陽水会。なんせ「久米三十六性(くめさんじゅうろくせい)」の末裔と首里の琉球王府尚氏の系譜のメンバーがいたのがわかった。かつ~、写真ありがとね~。 「久米三十六性」とは中国…

歴史認識

「多くの人が沖縄は昔から日本だったと思ってるんですよね。けど、ついこの間までは琉球王国だったんですよ。明治維新(1868年)の廃藩置県までは。たった150年前の話ですよ。」 「えぇ~!」と驚くお客さんが多い。こっちも一緒に、えぇ~と驚いてみせる(笑)…