好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

イメージ 1

帰社時間ギリギリに長距離のサラリーマン。「急ぎでお願いします・・・30分で行けますか?高速使っていいですよ」、「 ○○ホテルですか、いえいえ、すでに帰宅渋滞が始まってる時間なんで、もう少しかかりますよ。どうぞ・・・(ちょっと自信ないけど、10年前に一度行ったことがある、何とかなるだろう)」 見知らぬ土地へ旅に出るような不安がかすめる。・・・。50分で到着。なにやらお客の言う会議時刻午後6時の3分前だった。
さて、帰りはのんびり一人旅だ。

それにしても、今朝の空港で乗ってきた若者、いきなり「あの~、どこか昼飯ができる食堂かどこかへお願いできますか。計画なしで来たんで、なにもわからないんです」だと。
ほぉ~、旅ですか。どちらからですか?
「もともとは神奈川出身ですけど、そこから四国に飛んで、鳥取、長崎をみて今日沖縄に来ました。」
「じゃ、旅の途中ですね」
「今日で2週間目です。、明日、今帰仁(なきじん)の牧師をしてる叔父さんを訪ねて、あさって神奈川へ帰ります」
旅と旅行の違いは何だろう。英語でも trip、travel、tour、journyとかいろいろ言うが、なんとなくその時々に応じて自然に使い分けてるが、どれがどれだか。
「旅行」というと、社員~、観光、家族、新婚~なんてのはみんな「旅行」という。「旅」と言うときは、みちのく一人旅とか傷心の旅とか未知の旅とか・・・。なんとなく複数で旅程にそって行くのが「旅行」、単独で行き先も確たる目的もなくなんとなく行くのが「旅」という感じがするが。

「じゃ、元気で」 着いたばかりで腹も減ってるだろうから淋しくないように繁華街の地元料理が選べる場所で降ろして別れた。旅か。行ってみてじゃないとわからないことがあることに気付くのが旅だ。懐かしいな・・・いい旅を祈るよ。と、突然後部座席で携帯の呼び出し音楽が。な、なんだ・・・ありゃ、あの若者、携帯を忘れてあわてて電話を鳴らしてきた。ダメだこりゃ(笑)。