好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

豆腐?

「豆腐のことは豆腐屋に聞け」、なんでも知ったかぶりで物を言う人を戒(いまし)める言葉でもあろう。その業界に入ってみてはじめて現実の姿がみえてくるというのは大方の人は分かってるはずだ。
なんでこんなにタクシーが多いんだ、とはあきれるほど何度もここに書いてきた。明らかに、度が過ぎる。
ま、利用する側にはどうでもいいことだろう。いつでもどこでもタクシーが止められるし、ただそれだけのことだ。
 
ま、以下はただの独り言で。
「タクシー減車法案」というのを知ってるだろうか?自民、公明、民主の3党が提出したタクシーの台数制限を義務付けるとした法案が先週可決成立した。これで小泉政権時代、規制緩和の象徴とされたタクシー業界は今後規制が強化される見込みとなった。簡単に言うと、法案提出者の言葉をかりれば「タクシー需要が減ると事業者は増車し売り上げを補えばいいが、運転手は競争激化で賃金は著しく低下する。行き過ぎた競争状態を解決したい」ということだ。ま、実際はそう単純ではないが。
ただ、まだはっきりしないのは、<国交相が都市部などの過当競争地域を「特定地域」に指定。各地域ごとに会社側や首長らで構成する協議会をつくり、タクシーの営業台数の削減計画をまとめ、新規参入や増車を禁止する>というその「特定地域」だ。那覇市や周辺地が「特定地域」に入るのだろうか?既得権を持つタクシー会社の削減率では大モメにモメるだろうし、「減車法」が実行されるのはいつのことやら。
 
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今日は初めての「久米島フェリー」を待機体験。面白い、待機4番目だ。ん?他の待機タクシーはいないのか・・・なぜ?理由がわかった。たった3台で客が途切れ自分の番がこない(笑)。あきらめて帰ろうと車を動かしたら先に下船していたおばあちゃんが戻ってきて乗ってくれたから無駄にはならなかったけど、後ろの2台は空振りだった。競争激化でこんなところで少ない可能性に望みをかけざるを得ない。