好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

祝成人生たち

昨日はメディアは成人式一色。
20歳成人を迎えた若者たちに「海外のニュースですぐ思いつくのは?」の」質問に誰もが「9・11」をあげたという。彼・彼女らが小学4年生の時だ。私たちの世代が「アポロの月面月着陸」にまさかと度肝を抜かれた記憶に似ているのだろうか。いやいや、本当のとこはわからない。
 
イメージ 1誕生してからバブルが崩壊して「失われた20年」の真っただ中を通り抜けてきた今年の成人生たちだ。ソ連の崩壊やら阪神淡路大地震などは記憶になく、あるいは今でこそ経済・軍備に米国に迫りつつある急成長の中国、13億人を抱える中国のそれ以前の中国からの変貌、アラブの激変など、20年をどう脳裏に焼き付けて過ごしてきたのか・・・。迎えた大人の年には3・11という未曾有の東日本大震災
急成長時代も現在に至るいきさつも知ってる世代から見ると、「失われた20年」の荒波に漂ってきただけの世代、どれほどの体感温度の差があるのか。
ま、案ずるより生むが易し、彼・彼女らは夢や希望に溢れているのだから。熊本県阿蘇市の市長の体を張って若者に馴染みの歌を披露してのお祝いの姿、アンコールをする若者たちもいれば、「アホな市長」とtwitterに書き込むひとも。その姿をみて、つくづくその「語れぬ差」を感じる。
上から目線の、お仕着せの、大人の都合だけには「敏感」な大人以上のわか者たちだ。