好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

正しい電話

正月の間に間違いなく体重が増えた。そんな人は他大勢いるだろう(笑)。図書券があると、ピッカピカの本を定価で買える。真新しい本というのは、なんだね、すきっ腹でようやく食事にありつけた時のような快感がある。
 
イメージ 1おっつ、「あなたに似た人(Someone Like You)」、阿刀田高がよく推奨する米国の短編の鬼才ロアルド・ダール著。このタイトルを参考に阿刀田著にも「誰かに似た人」という短編がある。イヤッホ~だ。阿刀田小説の代名詞となっている「奇妙な味」の本家本元はこのロアルドだろう。
 
病弱な老女の家に毎夜電話がかかってくる。かすかな声で、「奥様、もうすぐお迎えに参りますから」と。老女はたまらず電話局を呼んだ。調査した電話局員は「電話がそちらにかかることはありません。電話線は切れています」と。・・・切れた電話線の先は墓地の中に落ちてた。そんな感じの短編が「奇妙な味」と言われる所以だ。ついでにオチまである。この短編のタイトルは「Sorry, right number(すみません、正しい番号です)」。多少英語の分かる人ならすぐに理解する。誤って電話した場合は「Sorry, wrong number(すみません、間違えました)」というのは決まり文句だ。
haa・・・どうでもいいけど、体重絞らなきゃ。