好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

働ける幸せ

勤労感謝日ですね、働くことに感謝する日か。「老いゆえに遊びをやめるのではない。遊びをやめるから老いるのだ」(劇作家のバーナード・ショー)。(朝日「天声人語」)
それで、遊び回ったかどうか知らないが、地位を利用して100億円をカジノで使いまくった人もいる。詫び状で「・・・本件の借入れは全て私が一人で行ったことであり、融資をしてくれた大王製紙株式会社の関連会社等の担当役員らは単に私の要請に応じてくれたに過ぎず、私一人に責任があるものと考えております。・・・」 ふ~ん、その義理人情にほだされて、おこぼれに預かった役員も多かったろうに。「応じただけ」だから、特別背任罪を逃れられるとでも思ってるのか?
 
人の金は(税金は)湯水のように使う感覚、自分たちの保身(働く場確保-天下り先)では確かに熱心に「働いてる」、ちょっと一部の人に(族議員に)おすそ分けを忘れずに。それでもいまだに借りまくってる、政府の国民からの借金はまもなく1000兆円、なのに罪に問われない?(笑)。ん?ほっとくと、国民も特別背任罪か? 100億円か、小さい小さい!
 
「働かざるもの、食うべからず」、よくわかってる。仕事も働き場も一瞬になくして、働ける喜びをつくづくかみしめる人も多かろう勤労感謝の日だ。〈君は知つてゐるか/全力で働いて頭の疲れたあとで飯を食ふ喜びを・・・冷たい飯を頬張ると、/余りのうまさに 自 ( おのずか ) ら笑ひが頬を崩し/目に涙が浮かぶのを知つてゐるか…〉(千家元麿の『飯』)(読売「編集手帳」)