あっぱれ

新聞を取っていないから、朝各紙のネットを読む。なんだか最近ウェブ（電波）が開くのが遅い、特に休日明けは。それはともかくとして、さまざまな事件・事故ニュース。おやっ、と思うのも。

 

「みそと水で１週間も限界　父子で食い逃げ」。山形県東根市の、無職の父（５３）と長男（２３）、２１日午後９時４０分～２２日午前０時３５分ごろ、ファミリーレストランで、ステーキやピザなど計８品の代金計２９８５円、食事後にレジで「お金がないから警察を呼んでください」と店員に伝えたという。　所持金は２人合わせて１００円弱。（サンスポ）

 

長男とかいてあるから他にも息子がいる家庭だろう。奥さんはいたのか。時間からして深夜３時間近くも、８品もか。味噌と水で１週間のあとだ、よほど美味しかったろう。空腹は最大の味付けだ。山形県か、東北震災の影響もあったろうか。働き盛りのお父さん、レストランに入る前は息子とどういう会話をしたのか。･･･なんて、いろいろ想像する。

なにも批判してる訳ではない。新聞では「食い逃げ」やら「無銭飲食」であきらかに罪だ。しかし、店員に告げた言葉「･･･ください」がなんともさばさばした「自首」に聞こえる。

あっぱれ、親子！そうやってでも生き抜いてくれ、と思う私はおかしいだろうか（笑）。しばらくは冷や飯だ、それでも生きろ。すんませえ～、子供みちずれ自殺なんてのが一番腹が立つんで。

旅先の「水」を美味しく飲むためにわざと二日酔い旅する人もいるという。えっ、いや、二日酔いではありませんぬ。どれ、いただいた里芋、そぼろあんかけにして朝食だ。これもいただいたデジカメで。親子の食べたステーキには及ばないなぁ。