勝負師
よく馬が強ければ騎手なんか誰が乗っても勝てるんじゃないのというのがいる。騎手1馬9といって騎手の役割は小さくみられる。その1を馬鹿にしちゃいかん。陸上競技に例えたらもしシューズに米粒が1ヶ入っていたらどんな速い選手でも走れんだろう。馬を御するということは米粒ほどの見えない微妙な技で決まるという事だろう。
武豊だったかな、米国でのレースを終えてホテルに戻って来た時小さなボストンバックを手にしてどこかに出かける顔なじみの騎手にあった。その騎手が声を掛けた。「これから次のレースに向かうんだ(別の国のレース)、じゃあな」 武豊、そのうしろ姿を見送りながら「かっこいい、これが勝負師だ」と思った記憶があったそうだその騎手誰だったか、忘れた)。
日本の天皇賞を勝ったムーア騎手、そのあとすぐオーストラリアに向かったよ。明日11/1(火)のオーストラリア最大のレース「メルボルンカップ」(写真↑)に出場のためだ。その日はメルボルンのあるビクトリア州は祝日のはずだ。先月解禁した海外の大きな競馬の馬券購入、仏凱旋門賞に続いて第2弾がこのメルボルンカップだ。せっかくだから馬券も買って楽しむけど、3200mというオーストラリア競馬の中の最長の長距離しかもハンデ戦、他のデータは全く未知、過去の実績表で想像するしかない。しかし、上の写真の芝、日本の競馬場と違ってメチャ深いね~、海外は馬のひずめがスパイクになってる。ま、どうでもいいか、参加することに意義がある(笑)
そのムーア騎手、メルボルンカップ終わったら次はアメリカのブリーダーズカップに行くのかなぁ、そのあとは香港に飛ぶ。
仏→英国→日本→豪州→USA→香港・・・武豊じゃないけど、「かっこいい!、これぞ勝負師」
メルボルンカップ、1番人気になるだろう地元オーストラリアのHartnell(ハートネル)と、中穴人気になるだろう英国のBigorange(ビッグオレンジ)の単勝を買って楽しむか。