好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

旅フェスタ

イメージ 2タクシー、空港で本ばかり読んでたのに(笑)、何故か好調で終了した先週、という訳で、今日は休み。というか、年明けすぐに迫ったセミナー「沖縄観光の流れ」の題材探しで「旅フェスタ」展へ。沖縄コンベンション・ビューローと・・・中国国家観光局のブースをのぞくか。は?なんで中国、ハハッツ、いろいろあってね。
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ついこの間までは暑さを避けてた。爽快な天気なのに、空気は冷たい。太陽の陽を探しながら帰り道。お、あちこちで釣りしてるなぁ。ついでだ、寄り道して行くか。琉球舞踊「雑(ぞう)踊り」で有名な「花風」の舞台、三重城(みーぐすく)岩磯の裏を通って(ここは行き止まりで通れないと思われている)海岸沿いに三重城漁港へ。あれ~、なんであそこで釣り人たちが。漁港内は釣り禁止の看板が立ってたはずだ。ちょっと行ってみるか。風のせいか、波が少々荒い。おかしいなぁ・・・土・日は漁港もそう厳しく見張ってないのかなぁ。よっしゃ、明日はここに決めた。

三重城、愛する人を見送る岬の舞踊「花風」は、<一人の花(遊女)が日傘を片手に、もう一方の腕で目一杯手ぬぐいを振って愛しい人を見送るが、船の走るスピードが速すぎて、一瞬で見えなくなってしまった>と謡う。ひぇ~、現代文に直すと、あきれる程情緒がない。沖には昨日から停泊中の大型客船「QUANTUM」の姿があるし、内海をいろんな鉄の船が行きかってるし、堤防では釣り人たち。当時を想像するのは難しい。おおよそ400年前の琉球、月日は百代の過客にして、ゆきかう年も旅人なり(奥の細道)だ。