好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

東京レトロ

全然お客さんが見つからない。奄美ラインの客船ターミナルへ、時間まで待機、車内で小説、と、顔見知りのドライバーが窓ガラスをトントン。「遅れるってよ」、「えっ・・・やっぱり、波が高いもんなぁ・・・ありがとう」、「夕方になるらしいよ」、ひぇ~、泊北岸に行くか。・・・ダメだ、高速船も停泊中だ。しょうがない、少し街を流すか。と、無線だ。やっとお客だ。しかも空港行きだ。え~い、ついでにそのまま空港待機だ。また小説の続きを読む。
あの~モシモシ・・・それ、お客が見つからないじゃなくて、見つける気がないんだよ(笑) スンマセン。5連休明けは、やっぱりちょっときついな。

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今日はスーパームーンか。雲の切れ間からときどき顔をだす。川面は、満潮か。
TVで昭和の(あなたの聴きたい100選) が流れてる。イントロが流れてくるだけで、あの時の季節、風景、場所、友人・知人たちがよみがえってくる。何名かはすでにこの世にいない。ギターもピアノやバイオリンの音も・・・いいねぇ~。
バイトに明け暮れてたある寒い夜、新宿駅の次の新大久保駅に降りた。ここから三畳一間のアパートは歩いて7~8分ほどだったろうか。途中のレコード店からバイオリンの音色が流れてきた。思わず立ち止まって、歌が終わるまで聴いてた。「神田川」(南こうせつ)だった。

会社勤めが始まって東京もすっかり馴染んできた頃、同僚たちと三軒茶屋の裏通りの行きつけの小料理店「鈴」へ。ほどなくしてママさんが「知ってる?」と奥のカウンターの人を。どう見てもどこの居酒屋でもみかけるただのおじさん。えっ、聞いてはいたが、ハハッ、「さざんかの宿」の大川栄策さんだった。
こんな東京の思い出が山のようによみがえってくる。