危機一髪

こんな天気がいいと、ﾄﾝﾈﾙに入った途端周りが一瞬真っ暗になる。前を走ってるのが黒い車だと闇に消えたような錯覚。空港からの｢うみそら海中ﾄﾝﾈﾙ｣。右側の追い越し車線を通っていたが、ちょっと車間距離をとる。60ｷﾛ位にｽﾋﾟｰﾄﾞを落とす。
突然、ﾄﾝﾈﾙの先の右壁に光が走ったかとおもったら今度は左壁へ車のﾗｲﾄが右へ左へ乱れ飛ぶ。なんだ？突然、前を走ってる黒い車のその前から軽自動車が左車線へ飛び出したかと思ったら右へ急ﾊﾝﾄﾞﾙ、また左へ急ﾊﾝﾄﾞﾙ…危ない！ぶつかる。横転する。あれは、ﾊﾟﾝｸだ。
一瞬のことだったが、なんと、その車、衝突、横転をかろうじてまぬがれ、左車線の路肩帯に停車した。そばを通り過ぎる時、運転席をのぞいた。若い女性が放心したようにﾊﾝﾄﾞﾙを握って前を向いていた。
ﾊﾞｯｸﾐﾗｰをみながら、彼女に大拍手を送ったよ。

平良さん、焼きプリン、どうもね。