好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

白鷺(しらさぎ)

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頂いた魚の影響か、昨夜は夕空を眺めながら目の前の川で魚釣り。こんなところで釣れるわけないと思いながらも雨上がりの空気が爽やかで釣り糸を垂らし、引いていく潮に乗って流れる釣り浮きを見てるだけで満足。
釣りはなにも魚を釣るだけが目的でない場合もある。そんな馬鹿なと笑われるだけだけど。
 
朝から空港、すぐに津嘉山(つかざん)への中距離のお客さん、戻りも那覇へのお客さんが見つかり、これは完全にツキがある一日との予感。こんな時は、普通、流しまくったほうがいい、が、津嘉山でみた白鷺に心が迷った。のんびり川面で餌をあさる白鷺に、「あくせく走る」必要はない、と思い、なぜか船の「待機」に回った。これで完全にツキから見放された。自分からツキを捨てた。
ふと思った。タクシーと釣りは似てる。
乗合船で自分には全くアタリがないのにすぐ隣の人はバカスカあがる場合がある。かと思うと、(昔の話だけど)東京湾での金属プレス健保組合加盟会社のキス釣り大会、乗合船が何艘沖に出たんだろう、なんと並み居る釣り師たちを差し置いて優勝したこともある。なんせ海の中は見えない。そこに釣り糸を垂らす。釣ろうと思って釣れるもんじゃない。探そうと思って探せるもんじゃない。
どっちも、目に見えない糸まかせだ。
ハハッツ、ま、今日は猛省だ。糸は垂らさないと魚は釣れない。タクシーは流さないとお客さんに出会わない。わかってる。釣るだけが目的でない釣りもある。