好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ドイツ、ホロコースト記念日

夏の甲子園、沖尚vs作新学院、すっかり忘れてた。取り敢えず初戦は勝ったんだな。なんせ終戦記念日などここ1週間、戦争にまつわるさまざまなニュース・解説の方に目がいってて。
第二次世界大戦(太平洋戦争)後、69年!か、なんか戦争は「歴史上の出来事」になりつつあるのもしょうがないというか、わかるなぁ。キャンプ・シュワブ沖(辺野古)で普天間基地移転のためのボーリング(地盤)調査が開始、これなんぞ沖縄ではまだ戦争の続きが色濃く残ってる証拠なんだけど。
 
昨日首里城に案内した大阪からの若い女性二人組、首里城の歴史にたどり着く前にすぐ隣にある首里高校の甲子園初参加の秘話、その前の沖縄地上戦(太平洋戦争)、その前の薩摩の琉球侵攻(日本の侵略)、その前の琉球と中国との長い関係・・・どんどん歴史を逆走して説明して・・・ふぅ~やっと今ある首里城の説明にたどり着く。このあたりの説明、どうやったら簡潔に説明できるかなぁ(笑)。大阪からのお二人組、ただだまって聞き入ってたようだが、うんざりしてなかったかな?ま、空港でのお辞儀や笑顔を見る限りはそうでもなかったかと思いたいけど。
毎年1月27日に「国際ホロコースト記念日」があり、同日はアウシュビッツ収容所が開放された日、ドイツでは過去の過ちに真摯に向き合う日となってる。
イメージ 1日本では・・・沖縄慰霊の日や広島・長崎原爆犠牲者の日、終戦記念日など厳(おごそ)かに式典は行われ「過ちは二度と・・」という平和宣言は繰り返されるが、アジア諸国で行った蛮行(南京虐殺など)を、ドイツのように明らかにし世界に向け過ちをオープンにするという姿は薄く、被害者意識だけがクローズアップされる嫌いがある。これじゃあなぁ・・・歴史は片方だけでなく両面を見ないと、また繰り返す。
「勝つことばかり知りて、負くること知らざれば、害その身に至る」(徳川家康遺訓) 
さて、朝食、昨日いただいた魚、どう料理する!