好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

日曜の散歩

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池をめぐる庭園はなにも日本庭園の代名詞じゃない。「識名園」(琉球王国時代)もそうだが、中国の庭園もみなそのようだ。朝の散歩に近所の「福州園」内をはじめて(初めてと言ったら、笑われそう-笑)散策。人の感じる自然界は世界各国どこも同じだ。池の中に小島があり橋があり山があり滝から流れ落ちる川がある。違うのは園内にあるその土地独特の建造物と樹木・花々くらいだ。
1992年開園というから20年ちょっと前のできたばかりの庭園か。見所は中国福建省の福州市の職人達の手でできたというところか。今は日本とは最悪の関係の中国だが(ま、琉球(沖縄)は例外かもしれんが)、ちょっと前までは親しい間柄だったんだなぁ・・・ということを思い出させるところか。
 
イメージ 2向かいに松山公園がある。そういえば、ここが沖縄県立第二女学校跡地だったのを聞いていたなぁ。ちょっとここも散歩。あった、「白梅の乙女像」。「第一女学校(ひめゆり看護隊)」とならんで悲劇の「白梅看護隊」の母校跡地だ。前にも書いたが、南部の「白梅の塔」は何度も訪問している。「散りてなお 香り芳し 白梅の花」の碑がある。
戦争で消失、その後自然消滅した学校だ。今はその当事者アメリカと同盟国の日本。中国とアメリカが向かい合ってる歴史の散歩道。
もうすぐ、内地は「ソメイヨシノ」が開花する季節だ。なんで必ずそれを思い出すんだろう、朝の散歩。