好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

凄いストーリー

「歌舞劇」?NHKで「国立劇場おきなわ」の10周年記念で放映の「今日の誇らしや」。以前なら興味もなかっただろうが、どれちょっと観てみようか。・・・凄い。すっかり魅入ってしまった。歌舞劇となってるが、これは「組踊」(重要無形文化財)だ。琉歌の意味は翻訳がなくて難しいが、台詞(方言)には字幕がでてストーリーがよくわかる。上手い!玉城朝勲が「組踊」を誕生させるまでの道のりを軸に、唐(中国)と大和(薩摩)にはさまれた当時の琉球国の複雑さに、武士(首里官吏)と農夫の娘の恋をからませた見事な構成だ。
 
タクシー観光ガイドで学んだ知識がものの見事に役に立った、と、自己満足の世界だけど(笑)。城間徳太郎(三線・歌の人間国宝)の映像もはじめてみたし、沖縄劇団の平良進の演技も初めて見た。誰っつ?沖縄では誰でも知ってる女優平良とみの旦那。いやいや、大したもんだ、沖縄の「組踊」。なんせこれを作った劇作家が凄い。
あっつ、スンマセン、ゴルフをやらない人に、ゴルフの魅力をどんだけ喋っても、欠伸(あくび)が出るだけでした(笑)。
 
イメージ 1しかし、ソチ・パラリンピック、ロシア軍のクリミア半島進入問題で選手団派遣中止の国が続出。ロシアって不思議だ。モスクワ夏季オリンピック(1980年)の時もアフガン侵攻でほとんどの西側諸国がボイコットしたのを思いだす。柔道の山下やマラソンの瀬古の涙の訴えが昨日の事のようだ。
自分の過去のオリンピックで今でも最高の記憶は、次の4年後のロス・オリンピックでの山下の金メダルシーンだ。