好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ジュリ馬

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今日は二十四節季でいう「雨水」、空から降る雪がそろそろ雨に変わる時期。沖縄は今日も終日雨が降ったり止んだり・・・はっ?沖縄でも雪が雨に変わる?ハハッツ、まさか、「雨水」という言葉は沖縄には関係ない(笑)。
 
イメージ 1んっ?なんの祭りだ?車を停めてしばし眺める。ここは那覇市随一の遊郭街(いわゆる花街)の「辻(つじ)」。終戦後は那覇には3箇所の遊郭街(辻、中島、渡地(わたんじ))があった。(観光ガイド講習からの知識-笑)。これ詳しく書くと非常に面白い、けど省略。その中で今も「辻」は健在。なんで、こんなところで祭りが?
のぼりには「旧二十日正月」と書かれている。なんせ、ただいま琉球芸能・文化に興味があるもんだから、つい見物。後で知った。正月の終わりを告げる奉納演舞らしい。
「ジュリ馬」という踊りがあったらしいいが、それは終わっていた。売られた遊女(ジュリ)は借金が返せるまでは家に帰れなかった。ただ、この「ジュリ馬」行列祭りの時だけは見物人に混じった家族たちに元気な姿を見せることができた・・・こんな事情があったから、今なお続いているんだろうね。踊りの意味・歴史を知ると、深い!
 
バリ島ダイビング遭難、残る二人のうち一人が残念ながら遺体で発見。もうひとりのインストラクターは・・・、家族の思いはいかほどか。