好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

よかった

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朝から雨。朝一に空港へのお客さん。ほ、昨日開港の那覇国際空港ターミナルに寄ってみるか。
 
イメージ 2しかし、気になる。今日は終日ラジオをかけっぱなし。バリ島沖に流されたあと2名の搜索の続報まち。波の上神宮を通りかかったとき、つい、無事を祈ったよ。
 
昔、社会人なりたての頃、夏休みを利用して同僚と二人で東北「奥の細道」を一周してこよう(4泊5日)と計画した。車にテント・寝袋を積んでいざ出発。途中、宮城県松島近くの「野蒜(のびる)海岸」というところで海水浴に。小さなビーチだが、夏休み中で多くの海水浴客。浜辺近くの混雑を避けようと一人沖の波の立つ外まで出てのんびり泳いだ。さて、戻るかと浜辺に向かって泳いだ。あれっつ・・・もどれない。近づいては波に引き戻される。すぐ目と鼻の先には子供達や家族連れがワイワイ水しぶきをたてて騒いでるのに、そこに近づけない。思った以上に引き波が強い。2、3度トライしたがすぐ引き戻される。まずい。浜辺に直接もどらず横にしばらく泳ぎ続けた。ここなら大丈夫だろうと、波の静かなところから浜辺に戻った。
 
バリ島遭難のみなさん、5名が30キロ離れた珊瑚礁で発見された。インストラクターが2名、客の中の(沖縄在住の)一人もインストラクターの資格を持ってたと聞く。それがよかった。潮流に逆らわずに流され続けたのだろう。岸から離れていくのは恐怖だ。どこまで流されるかわからない恐怖だ。それを冷静に判断したんだろう。潮流に逆らったって無理。悲劇はいつもそこで体力を使い果たして起こる。2昼夜闇夜で漂う恐怖の中で励ましあったのだろう。
 
今、残り2名の、珊瑚礁の遭難信号を住人が確認とのニュースがインターネット上に流れてきた。二人も生存してるようだ。