好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

経験

オリンピック・メダルにわく国内の最中、バリ島沖で日本人女性7名行方不明。ドリフトダイビングだ。ユウも大度海岸で一度ボンベを背負って潜ったことがあるから少しは理解できると思うけど、ファン・ダイビング(楽しかったね!)と違ってドリフトは海底の潮流に乗って移動する、それなりの経験が必要なダイビングだ。
 
海底は長い帯布(おびぬの)を何層にも並べたようなちょっとした深さの違いで流れの速さも温度も違う。深さが違うと酸素残量に違いが出てくるし、途中棚の上でしがみついて「大物待ち」をする場合は、腕力が必要だし、時にはメガネが飛ばされる強い潮流もある。一人がなにか問題を起こすとインストラクターがそれにかかりきりになり、一瞬にして他のメンバーがパニックに陥る。
20代3名、30代3名、50代1名の計7名か・・・、ドリフトは海上のボートが海底からのみなさんの泡が登ってくるのを確認しながら移動するけど、霧雨混じりの天候が午後から急転雷雨に変わったという報道もある。
海底で何があったのか、海上との連携に何があったのか、みなさんの経験は十分だったのか・・・搜索が気になる。
イメージ 1
ラージヒルの葛西選手(41)やったね。今オリンピックで自分にとっての一番のハイライトだ。オリンピックではノーマル(k点=90m)とラージ(120m)だけで、Wカップのフライングヒル(180m)はない(日本にはフライング用の台すらもない)。葛西は距離が伸びて凄ごさが出る。まさに鷲(わし)が空中から獲物をめがけて音もなく舞い降りてくる感じだ。7度目のオリンピックの経験も一瞬の運・不運に左右されるけど、風が吹いたね~。これに発奮されてあとは団体でのメダルにまで期待が行く。
 
はるか向こうの国のドリフト・ダイビング、みなさんの経験が、気になる。