雲一つない
朝暗い中に輝いてるのは「COSTA VICTORIA(コスタ・ヴィクトリア)」7.7万tの大型客船だ。香港からか。ちょっと寄ってみるか。ん?警備員が手を横に振る。「大型観光バス、48台!」 そうか、ありがとね~、あきらめるか。かの国は「旧正月」の真っ最中だ。ま、タクシーだろうがバスだろうが沖縄にお金を落としてくれればいい(笑)。
今日はやけにお客さんがついてくれるなぁ。昨日は最悪「ミズスマシ・デー」だったからな(空車がミズスマシのように街中をただウロウロ走り回っている・・・自分で命名-笑)。天気も快晴、「雲一つない」とはこういう青空だ。
絶好調で終え帰宅、と、2Fの大先輩松永さんも帰宅。日課の囲碁の帰りだ。彼は同じ中学の大先輩で確か76歳になる。「よっ、お疲れさん」、いつものセリフで声をかけてくる。「生きるって、大変だなぁ」、「ま、来るときは誰にでもきますから、一日一日を生きるしかないですよ」、「そうだよな。・・・さて、(部屋に戻って)孤独と戦うか、ハハッツ」と、いつもの満面の笑顔で去っていった。彼の笑顔には「曇りひとつない」、憎めない大先輩だ。