好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

執心鐘入(組踊)

まあ、なんて興味深い沖縄の「組踊」。もともとあった古典舞踊(宮廷舞踊)の後にあらたに本土の能や歌舞伎、狂言などを融合させて(創始者、玉城朝勲)できた台詞(セリフ)、歌、踊りの演劇。国の重要無形文化財だけでなくユネスコの無形文化遺産リストにも登録されている。その歌や三線、太鼓、立方から7名もの人間国宝が出ている・・・。
あまりの自分の沖縄無知さに唖然だ。
イメージ 2なぜかなぁ・・・?一つには歌や台詞の意味がわからず、ストーリーがチンプンカンプンというのが大きい。ネットであらすじを読んで初めて知った。朝勲がはじめて上演した「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」と「二童敵討(にどうてきうち)」、へぇ~、こんなストーリーだったのかと感心!
「雑踊り」(古来の庶民芝居)は観たことはある。これはこれでおもしろいが、「組踊」がこれほどとは。その後は次々と組踊作者がでていまや80番もの演目があるという。
 
イメージ 1朝、「足が腫れて動けん。ヘルプ」の電話。同期のオブジェ陶芸作家からだ。作品を沖縄タイムス社の展示室に移動する手伝いをした。沖縄の陶器と言えば「壺屋焼き物」、人間国宝の故金城次郎などは同期生の叔父ということもあって多少知る縁はあったが、残念ながらオブジェ陶器というのは未知のゾーンだ。
<僕の前に道はない。僕の後に道はできる>がんばれよ。
 
さて、「組踊」、y-tubeで観ようかな。・・・こりゃ、ガイド試験は落っこちるな・・・。