好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

青春とは

 
なにかおかしいと思っていたのに気がついた。楽天優勝時の星野仙一監督の表情だ。優勝を決めたからちょっと照れるのはしょうがないが、さかのぼっても長いこと星野監督が激怒してる姿を見てない。中日や阪神の監督時代は闘将星野と言われ、ベンチを蹴っ飛ばすやら審判に噛み付くわで退場も多かった。もっとも、「一番上司にしたい男」の日本一に選ばれたこともある。66歳か。歳のせいもあるのかな。
小学校6年生の時は体に障害のある友人を1年間背中に負ぶって登校した男だ。体調不良を理由に中日監督を勇退したのも後にわかったが実は妻の病気の介護に専念するためだった。なんども退場はしたが、審判たちの裏話だと、事前にお断りをした上での噛み付きだった、全てはファンのためだったと。
 
そういえば、むかし星野監督に会ったことがある。静岡県のゴルフコンペで磐田市のホテルに泊まった。軽く飲んだあと、一人部屋に戻ろうとエレベーターの前に立った。エレベーターが開いて乗り込もうとしたら、そこからちょっとほろ酔いかげんの星野監督が出てきた。ただ呆然と見送った。
 
イメージ 1
 
有名な米国サミエル・ウルマンの「青春」。
<青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦(きょうだ=意気地なし)を却(しりぞ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。・・・> あらためて引っ張り出して読んでみた。
星野さん、スンマセン、あなたは今だ青春でした。