好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

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見よ、この空を。
昭和の初めにわずか29歳で他界した詩人八木重吉という人物を知った。「雲」-<雲のある日 雲は 悲しい、 雲のない日 空は さびしい> なんという省略もはなはだしい詩だ(笑)。
 
「その子二十(はたち) 櫛(くし)にながるる黒髪の おごりの春の うつくしきかな」(与謝野晶子) 二十(はたち)なのに<その子>という、子供から大人への移り変わる瞬間、何を言わずとも無条件の自信、輝きに溢(あふ)れている。
イメージ 2こっちはバランタイン 17年。昨夜のジャックダニエル-シングルバレルとともにもう一つお土産にいただいたバレンタイン17年。今夜は、まだ陽も沈んでない・・・のに、飲むか。
 
ジャックダニエル、テネシー州は行ったことないが物悲しいテネンシーワルツより南北戦争の錆び付いた黄赤色を、バランタインは荒涼としたスコットランドの海辺より、なぜに透き通った味。17年のくせに、すでに人生の辛苦を経験し尽くしてきたようなにくい熟成だ。