好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

10年一昔

イメージ 1「西原さん、今日は上がり(業務終了)は自由ですよ」、へっ、どうして?「夜勤組が盆でほとんど休み。」
そうか、ならば、ちょっとお盆の街中はどんな雰囲気か延長して流してみるか。ほ、さすが夕刻の入れ替わり時間帯は人も車も忙しそうに混んでる。あっという間に2組のお客さんもつかまった。なるほど、お盆は人出という意味では気持ち多くなってる。
さて、旧盆か。雰囲気だけでも味わうか。自前の軟骨ソーキそばだ~!おばぁ、いただきますよ。
 
イメージ 2
普天間で手が上がった。「国際大学まで」、おっ、沖縄国際大学か、懐かしいねぇ。ここ、裏道からいきましょうか。「運転手さん、道よく知ってるね」、「ええ、昔、沖国大で働いていたことがあるんで」。いやぁ~ホント懐かしい、裏門と自分のデスクのあった管理棟だ。向かいは普天間基地のフェンスが延々と続いている。
 
イメージ 3表に回ってみるか。夏の暑いさなかは、ここの木の実をとって喉を潤(うるお)した。洋ナシというかサフランのような、なんせ水分のめちゃ多い果物が鈴なりになっていた。ここに米軍普天間基地のヘリが墜落したのは沖国大の派遣の仕事を終えた1年後の夏だった。今は黒く焼け焦げた木を囲んで「NO FLY ZONE(ここの上空を飛ぶな!)」のモニュメントになっていた。