JAL１２３

ﾎﾞｲｽﾚｺｰﾀﾞｰに残された機長の声が忘れられない。「ﾊﾟﾜｰｱｯﾌﾟ、ﾊﾟﾜｰｱｯﾌﾟ」、「がんばれ、がんばれ」、「・・・あぁ～だめだ」。あれから28年か。当時は経堂のﾏﾝｼｮﾝだった。夕方会社からもどったら、ｼﾞｬﾝﾎﾞ機が行方不明とのﾆｭｰｽ。それからの延々と続く捜索中継に釘付けになった。御巣鷹山で機体らしきものが発見されたのは深夜だった。

 

発見した捜索のﾍﾘｺﾌﾟﾀｰの隊員が語った。救助は深夜のため帰途に付いた、その時流れ星がいくつも流れた。まるで人の魂のように。

それが「ﾍﾟﾙｾｳｽ座流星群」とは隊員は気づきもしなかっただろう。後に520名の犠牲者が判明した(4名が奇跡的に助かった)。日本の事故災害で忘れられない自分の三つの記憶のひとつ「JAL１２３御巣鷹山事故」。

ユウが壁伝いにﾖﾁﾖﾁ歩いていたのが、初めて独り立ち歩きできた時だった。

今晩深夜からﾍﾟﾙｾｳｽ座流星群が北東の空からふりそそぐ。ﾋﾟｰｸは日付が変わった午前3時頃だ。

 

(追記)

この暑さ、男の日傘が流行っているそうだ。でも、これは女性用だな。緑色のﾊｰﾄ型の柄。一昨日の忘れ物です。お店で預かっておきます。