好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

たなぼた

七夕(たなばた)か。「棚からぼた餅(もち)」の「たなぼた」か・・・じゃない。年に一度、織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)が天の川を渡って会うことを天の神様から許された日だ。お二人は恋人ではなく、れっきとした夫婦だ。なんでこうなったか?新婚生活があまりに楽しく、織姫は機を織る仕事をさぼり彦星は牛の世話を忘れて、神様たちの着物はぼろぼろになり牛はどんどん病気になっていくのを神様が怒って二人を引き離したからだ。年に一度会うためにお二人はそれから一生懸命働いた、・・・とさ。
 
イメージ 1欧米やイスラム諸国などにはそんな伝説を語ったって??ですよ。アジアでは「天の川」も、ギリシャ神話では「母乳(ミルキー・ウェイ)」だ。ところ変われば物語も変わる。ただねぇ~、夢ばかり見て楽しむばかりじゃいつか罰(バチ)があたる、働かざる者食うべからず・・・こんな物語は形は違えどもどこの国にもあるとは思うけどね。・・・アリとキリギリス。「たなぼた」はそうそうあるもんじゃない。
 
ところで、雨で天の川が見られない年は、仕事をサボっていたということか?それとも二人の恋ももはや冷めたから、「もう渡らなくていいや」ってことか?
物語はいいけど、みなさん、夜空を見上げて織姫と彦星、探せるだろうか?