好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

花火

昨日の忙しさが嘘のよう、今日の街はなんだ。念のためGW祭日がどんなもんか流してみたが・・・人が消えた地上を風に舞う新聞紙のよう、どこへ行けばいいのか。ときおり行き交うタクシーにお客さんが。へぇ~、さすがだなぁ、みんな凄いなぁ、こんな日でもお客をちゃんと捕まえている。
・・さ、今日はさっさと上がって帰ろう、どうせ俺なんかそんな才能があるはずないさ。ふと、石川啄木の歌が、
  <友がみな われより偉く 見ゆる日よ 
       花を買いきて 妻と親しむ>
(「一握(いちあく)の砂」より)
花を買ってく相手もいないが、わかるなぁ、啄木さんよ。
ドドド~ン、夜、明日の競馬の枠順などインターネットで見てると、夜空に轟(とどろ)く音・・・花だ、いや、花火だ。恒例の「那覇ハーリー本日も終了」の合図だ。店の外に出て見上げる。そうだよな、啄木さんよ、こんな日もある、ただそんだけの事だ。
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