好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

一票の格差

三権分立は中学で習ったかな。「司法、行政、立法」、言い換えれば裁判所、内閣、国会。権力が一箇所に集中して好き放題させないための人間の知恵だ。国会で新しくできた法律よりは憲法が上で、その作られた法律が憲法に違反していないかどうかは最終的には裁判所が決める権限がある。
「去年も言ったでしょ、あんたたちのやってることは平等に著しく反していると。違憲です。司法軽視も甚だしい」、すごい判決がでたね。裁判所が怒った!あんたら怠慢すぎる、司法をなめんなよと言ってる。
そしたら、案の定、「国民に選ばれた我々が作った法律にいちゃもんつける気か、なら憲法を変えるべきだ」という議員さんが出てきた。ね、だから、こうならないように三権分立をみんなで考えてつくったのに(笑)。
 
イメージ 1雨の日はタクシーは忙しいでしょ、とみなさんはよく言う。答えはそうでもありそうでもない。朝からずっと降ってると誰~もいない、夜も仕事が終わる時分から降ってるとみなさん寄り道せずにさっさと家に帰る。わかるよね、タクシーが忙しいのは人が行動したあと突然降った場合です。
 
降りだすと無線局からの呼び出しが急に増える。東町郵便局、那覇国際高校前、樋川合同庁舎裏通り・・・いつも流してる場所なのに、近くにいない時に限って無線呼び出しが忙しく鳴る。こればっかりは、運だ。そうなんです、一人でお客を独占できるわけがない、平等に振り分けられるからうまく流れる。
自分だけに都合のいい法律を作ったり変えたりできると考えるあなたは、おかしいでしょう。この橋の行き着く先、変えられるなら変えてみなさい。