好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

過保護

何日か前の新聞コラムにこんな記事が。就職面接の席、どの学生もマニュアル通りの受け答えに面接官もさすがにうんざり、質問もなおざりになった。で、君はクラブ活動をやってなかったようだけど、アルバイトで忙しかったのかね、との質問にある学生が「ある女性を一生懸命愛し続けることに忙しかったためです」と答えた。面接官が揃って意表をつかれ、目が輝いてきた光景が目に浮かぶ。で、どうなったの・・・マニュアルからはみ出た質疑応答が続いたのは言うまでもない。そこでコラムが終了したもんだから新聞社へその後はどうなったか教えろとの投書が殺到したという。ほのぼのと笑える。日本人も捨てたもんじゃない。
 
イメージ 1うんざりしてる人達が時に声を上げる場面がある。TPP(環太平洋パートナーシップ)などは個人的には話題になり始めた2年前から賛成だ。理由など、こんなブログに書ききれるもんじゃないからここで終了するけど。まさか、どうしてだと投書が殺到することもないだろう。これまで反対、反対の声ばかりがメディアに流れていたが、交渉の席に着くことがはっきりしたこれからは、見ておいてください、推進賛成の声が徐々に表舞台に出てくるから。
 
で、その学生さんはどうなったかって?実らず別れたそうだ。面接官たちからため息がもれたが、面接評価は全員一致のA評価だったと。この学生、馬鹿なのか、繕(つくろ)うのがヘタな正直者なのか・・・応援したくなる。国に保護された農政も親離れしないと、と言う前に親の過保護から子離れしないとその子供に未来などない。あの~、それでその後どうなるかって?わからん、実らず別れるかも、・・・なんせ結婚を前提にとは言わないまでも、やっと口を聞く機会ができたばかりですから。