好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

無言の3・11

イメージ 1あぁ~確定申告はいくらなんでもそろそろしなきゃいかんし、昨年インターネットで処理したせいだとの説明で、今年は確定申告用の書類が届いてな~い!まったくもう、今年は遅れて会場へ。ところが、この混雑!やめた~、用紙だけ持ち帰って郵送で処理しよう。
 
イメージ 2なぜか街が静か。なんだろう・・・。出勤時間帯も、昼のランチタイム時も、いつもと違う。まさか、3・11のせいか?タクシー乗務員の健康診断が今日3・11の日と重なった。昼抜きで会場へ。ひぇ~、ここもすごい人混み。まったくもう、いつ終わるやら。
 
地震発生時刻の14時46分に、店にもどった。TVで追悼の実況報道を。静かだね~、重いね~。
<満員の通勤電車の中で、しくしくと泣く声が聞こえた。誰もがハッとしたけれど、声の主を探して見回す人はいなかった。言葉をかけて、なぐさめる人もいなかった。みんな前をむいたまま、黙って動かなかった。車輪の音と泣き声を除けば、とても静かな車内だった。>(日経「春秋」) 無言の重み。
 
<遺体写真 二百枚見て 水を飲む 喉音(のどおと)たてずに ただゆつくりと>(ある震災詩集-毎日「余録」)
素人らしい詩とは思うけど、生々しい。見てる場所は、仮役所の小部屋か・・・紙コップを持つ手が震えるようだ。
2万805人と、数字の分析だけが訳知り顔のように一人歩き。なんなら、誰かそれを、重さで表してみろ!スンマセン、怒鳴ってもしょうがない・・・なんで2年経っても、最後は<今だ復興の実感がわかない>で締めくくられるのか。