好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

鍋の温かさ

 
イメージ 1政権交代の前日の今日、メジャー各紙のコラムは前政権に対する「さよなら~民主」のエールの様な感想、コラムが多いが、反権力志向の目立つ朝日の天声人語だけは、もう触れたくもないのか、まったく関連のない記事。反保守(自民)で民主よりの毎日は叱咤(しった)激励でなぐさめ風。こういう時は特に各紙の傾向がわかりやすい(笑)。
 
その毎日と真逆の産経は<ネギ買って 枯れ木の中を帰りけり>と蕪村の俳句を掲載。まるで、読者に「これが今の民主」と想像を誘導させるような・・・。こんな(政治的)前段がなく素直に蕪村の俳句を読めば、家に帰れば暖かい鍋が想像され、それがいっそう冬の寒さを強調させてるとよめるのだが。まさか、蕪村も遠い未来のこんな場面に自分の俳句が、とは。ペンは強しだ。
しかし、今日決まった自民党執行三役や閣僚配置の顔ぶれ・・・やはり民主とはひと味もふた味も違うなぁ。「危機脱出内閣」、「国土強靭(きょうじん)内閣」か。
 
鍋が恋しくなる寒さ。託されたみなさん、ネギだけの鍋は侘(わび)しい。江戸時代とは違う、冬枯れから戻ったら、せめて鶏肉ぐらいは入っている鍋を想像させて欲しいもんだ。
そう言えば、未来の党、早くも分党、分裂ですね。冬枯れ。