好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

愉快犯

「あのさぁ~」二人同時に同じ言葉を口にし、「ど、どうぞそちらから」、「いえ、そちらから」・・・よくある光景。この同時発話はなぜか昔からあまり縁起がよくない事、との小さな記事。「アイスクリーム!いぇ~い、先に言ったほうが奢(おご)ってもらえるんだよ」などと、子供たちにはとりあえず明るくごまかす風習を残している土地もあると。
 
昨今は、ハハッそんなことおかまいなしに、続けて先に言った者勝ち。要は結果楽しく笑いがまき起こればよい。
なんと、気がつけば、店に(Reeですよ)残ってるのは、春先に初のゴルフコースを体験させてやると一緒に回った4人組だけじゃないか。先の日本オープンゴルフの話しから、膝の痛みからiPS細胞、料理レシピ、中国・韓国問題から次の日本を担う政権まで・・・よもやま話しが我先と続く。んんっ~、かぶらない、「あのさぁ~」との同時発話を絶妙にかわす。ジョークを交(まじ)えながらほどほどの自白もあり、差し障りのない動機も暴露するが、決して強要はしない。
イメージ 1ネットの裏から悪意のある「なりすまし」の愉快犯。あなた、もしかしたら、向き合って話をしても楽しい人間じゃないかなぁ。知的さを感じる。遊び心なら、悪者退治にだけ使ってほしいもんだ。
 
ところで、昨夜はこんな会話も、「中国からの感謝はあるのかな?」、沖縄沖中国貨物船火災から64名を救助した日本海保に対してのことだ。中国外務省の報道は「日本側と調整し、船員の救助に向けた有効な措置を取った」、これだけ?ふ~ん、さすが中国政府。強要はしないけど、ほどほどの自白すら語れぬ不愉快犯だ。