時の運

どんより曇った空。先月から３度目の台風、連続して週末で、しかも、なぜか大潮(満月か新月)の日だ。

 

３度はあっても４度目はない、というコメントもあった今日の牝馬三冠最後の「秋華賞」。３連続とも最強のジェンティルドンナの２着に甘んじているヴィルシーナ、あの大リーグで大魔神といわれた佐々木投手の馬だ。今日の雪辱戦、結果は写真判定のきわどい鼻差だったが、またもや２着。・・・４度目は、あった。馬券はもちろんとったが、ヴィルシーナが勝った方が、なんとなくドラマチックで、余談だが配当も大きかったのに(笑)。ジェンティルを負かすために果敢に４角からの早めの仕掛け勝負(場合によっては２着も危ない)。その捨て身の根性、確かに見届けました。内田騎手の勝った磐田騎手に差し出す握手、笑顔もよかった。

 

ここは、強風で大混戦の日本オープンゴルフ最終日。ひと足先にホールアウトした久保谷プロ「今日はよく頑張った。自分をほめよう。」と帰る準備も始めているときに大会関係者から「まだ帰っちゃだめですよ」と。なんと、上がり２ホールで最終組トップが池ポチャもふくめボギー、ダブルボギーで大崩れ。優勝が転がり込んできた。優勝を伝えられた久保谷プロ、「またぁ～、嘘だろう～(笑)」ときょとんとした表情がおかしかった。我慢のゴルフの真骨頂、ここにあり！

沖縄の期待を一身にあつめた優作、最終ホール勝負をかけた一打がバンカーアゴにぶつかり、なんとトリプルボギー。これはアマチュアでもよく経験することだ。最後勝負にかけた一打、確かに見届けました。悔し笑顔でグリーンを去る優作の表情もよかった。

勝負だけは時の運。４度目がありゃ５度目もある。あきらめちゃいかん。