好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

帰る場所

どこからを宇宙というのか?普通上空100km以上の空間を宇宙と定義するとされている。えっ、そんな近く?東京なら東名高速の御殿場先が宇宙だ。沖縄なら名護を過ぎて本部くらいまでいくともう宇宙だ。大気圏がそれくらいだからだ。
 
イメージ 1旅客機は、機内アナウンスでただ今高度1万m(10km)を飛行中とよく聞く。ISS宇宙ステーションは高度400km上空(東京~名古屋くらい)を地球の重力に逆らって猛スピードで回っているから落ちてこない。
 
サラ・ブライトマンさん(英、52)が3年後の10月にISSに行きそこで「Time to say goodby」を歌うという。費用は20億円ほど。その時55歳。6ヶ月の訓練の後ロシアのソユーズで行く。やるね~。
オーストリア人が気球で昇るだけ昇って高度31kmから宇宙服でダイビングした。なんのために?と笑いたくなるけど、ま、それはいいか、「フリーフォール」という職業(冒険家?)らしい。落下する間4分20秒の一人旅。
 
先週の「星空案内人(星のソムリエ)」の講義で、宇宙服なしで宇宙(真空)に放り出されたらどうなる?という質問があった。一昔のSFでは、眼球が飛び出るとか、血液が沸騰するとか、一瞬のうちに冷凍されるとか・・・残念、みんな空想。実際は、10秒で気絶、心肺停止で死亡、高温の電子が熱伝導体となってぶつかり(直接太陽熱ではないー空気がないから)体のあちこちがプチプチ焼け焦げ「ゆっくり朽ちていく」という。なんか、そんな話しを思い出した。
しかしね、みんな帰れる地上があるからできることだ。こっちはソーメンチャンプル~でも食いながら地上から見上げるしかない。