好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ビッグバンとiPS細胞

なんか難しいこと?いやいや、難しいこと書けるわけない。
今朝は、なんと全紙コラムが「iPS細胞」の記事だ。昨日は冗談っぽく書いたが、これは・・・真面目に書き直さなければ。万能細胞、コロンブスの卵、神の領域・・・さまざまな形容詞だ。生理学界のスーパースター、クローン羊を作り出した英国のウイルマット博士も山中教授に早々と白旗をあげ研究方針をiPS細胞に変えたというからこの衝撃がわかる。
 
イメージ 1宇宙の成り立ちは、宇宙の果てはどこだ?だいたい、あるのか?という研究は宇宙物理学の永遠のテーマだ。光の速さ以上に遠のく(膨張する)先は解明できない限界がある。ならば、逆にその元を調べればいいと、現在は宇宙全体が米粒に凝縮されていて大爆発(ビックバン)でできたところまではほぼ解明、その研究がさかんだ。英国の車椅子物理学者ホーキング博士などはその第一人者だ。
 
iPS細胞はこれに似ていると思った。何十兆という細胞からできてる生命体も元は卵子というひとつの細胞だ。これがどんどん分化され筋肉や神経や臓器にかわっていく。その細胞を逆にたどっていって卵子を作り出したということだ。生命の起源に触れた瞬間。山中教授のiPS細胞が源流となって、世界中の医学生理学者たちがそこから支流をどんどん広げていく。そのもたらした計り知れない衝撃の凄さがわかる。
挫折、あきらめの連続から再生を繰り返し、その中でも笑いを忘れない温かみのある性格の、世界のYamanaka教授に拍手。、