好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

エドガーアランポー

小学校、思い出すのは正門から続くサルスベリの並木道、苔(こけ)のびっしり張り付いた池、校舎からぼつんと離れて木々に囲まれて建っていた図書館。その図書館の隅で、江戸川乱歩の小説を 読みふけっていた自分。小林少年探偵団、怪人二重面相…。

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友人がDVDを数枚持って来た。どれも劇場公開前のもの。そんな友人がいる…あまりおおやけにできない(笑)。そのなかの一枚。「推理作家ポー最後の5日間」。ポーとは、アメリカの推理作家エドガー・アラン・ポー江戸川乱歩の名前の産みの親だ。しかし、よく出来た脚本だ。ポーの死に際は今でも謎のままだ。存命中のポーの実際の言動に推理を織り交ぜた全く別物の推理映画に仕立て上げてる。ま、ポーの生きざまに多少でも興味がなければ、その一つ一つのセリフの面白さは伝わらないかも。
こんな脚本が書ける現代の作家も、200年前のポーの影響で育ったんだと思うけど、ポーもあの世で読んでニヤッとしてるかも。