The Open

The Open というだけで、これが全英オープン・ゴルフを指す。

ロイヤ・リーザム、落ちた場所がティーグランドから確認できないうねるようなフェアウェイ、草というより茎のようなラフ、膝まで生い茂ったブッシュ･･･そんな難コースの記憶しかないが、あのお城のようなクラブハウスは２８年前そのまんまの姿だ。ゴルフにきたのに、そのクラブハウスで食事の時はちゃんとネクタイに革靴での食事、一般客も利用するのでラフな格好での食事は禁止だ。「ほら、あそこの人、イギリスでは超有名なサッカー選手だよ」と招待してくれた同行の顧客が耳打ちしてくれたが、知る由もなかった。

 

今年のThe　Open最終日、やはり海風が吹き始めた。各選手がどんどんスコアを崩していく。６番ホール、タイガーがすり鉢バンカーに。目玉で場所も悪い。どうすんだろうと、と、･･･まさか、ピンを狙ってるよ！案の定、出ない。打ち直しもシャンク気味でかろうじて出るだけは出たが、ショートパットもはずしこのホール最悪のトリプル・ボギー。

ふ～ぅ、ただ観てる方は楽しめるが、こんな難コースで昔プレーしたことが、今となっては貴重な経験に思える。タイガーのその後も気になるが、あすの朝の楽しみにしよう。