好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

また、桜

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←これは桜丘小学校を裏にぐるっと回って桜丘中に向かう裏道ルートのどこかだな。
 
驚いたね~。今日の5大紙のコラムを読んだら・・・。
・〈さまざまの事おもひ出す桜かな 芭蕉〉。平年より1週間近く遅れて桜前線・・・読売「編集手帳」)
・咲き誇る都心の桜を見て・・・(毎日「余録」)
・満開の桜を見るたびに、わけもなく胸さわぎがする。(日経「春秋」)
・満開の桜を眺めながら、つくづく歌心のないのが恨めしい。(産経抄)
 
残念、朝日の記事だけが「桜」の記事じゃなかった。いや、まてよ、たしか昨日の朝日「天声人語」は・・・やっぱり、「桜」の記事だ。
<つり革につかまる通勤電車の窓を、淡いピンク色(桜)が流れていく。・・・67年前のきょう戦艦大和東シナ海に沈んだ。生還を期さない沖縄への出撃は「水上特攻」と呼ばれた。出撃前日、瀬戸内海で訓練中の艦上で「桜、桜」と叫ぶ声が上がった。乗員は先を争って双眼鏡に取り付いた。>(奇跡的に生き延びた吉田満の『戦艦大和ノ最期』より)
明日はない戦艦大和の乗員たち、目に写った最後の「桜」に、何を思っただろうか。