好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

まじめに健康保険

会社勤めをはじめると正社員は健康保険被保険者証が渡されるね。日本は「国民皆保険」で何らかの形で(健康保険組合、共済組合、船舶組合・・・)で保険に加入が定められている。職をもたない人や自営業も国保国民健康保険)に加入が定められている(強制保険)。
私も東京から離職して沖縄に来たときに国保に切り替え加入した。雇用主(会社)の保険料半額負担がなくなり全額自己負担となって初めてその金額の高さにびっくりした。一時滞納期間がありその利息が未支払い額と同額まで膨れ上がったのには「あんたら(役所)は高利貸か!責任者を呼べ!直接話す」と窓口でどなり噛み付いたこともある。その後も何ども市役所からの電話がきて、今は分割払いで(不思議だけど、利息分は何故か免除され)「短期保険証」の繰り返し発行で医療を受けている。・・・ま、昔話はいいとして。
 
孤独死」、「孤立死」、「無縁死」(昨年3万人超)など哀しい言葉が聞かれて久しい。中にはいわゆる「無保険証」で病院へいけない、受診できない人が膨れ上がっている。5~6年前で30万世帯だったが今は?失業、無職、非正規・・・その保険料が払えない人が、その「寒々とした死」と無関係であるはずがない。
 
「セイポ」と呼ぶらしいね。「生活保護」受給者のことだ。健康保険加入の義務もない。今や200万人を超え年々増加中。「セイポさぁ~以外と簡単に受けられるよ」と若者間のネットで飛び交っている。そんな軽い言葉か。不正受給者も「セイポ・ビジネス」という闇商売も後をたたない。みなさんの税金も上がる訳だ。寒々とした行政だ。