好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

コントロール

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朝食を。昨日作っておいたビーフシチュー!・・・あれっ、マズっ!なんで?・・・そうか、コンソメだしが入ってない。初めてのドライバーの試し打ち。4連発OB。なんで?・・・考えて考えてボールをじっと睨(にら)む。帰りに気がつく。なんだぁ~ボールに近寄りすぎていたんだ、と。「無くて七癖」ともいうが、自分ではおかしいところがその時はどうしても見えない時がある。

「コントロールってなんなんですかね~?」、捕球ボールをサードからファーストに送球できなくなったプロ野球選手が精神科医に悩みの相談。天然ボケかはたまた天才か得体の知れない精神科医がそれを本人無意識の内に治療する話しだ。(奥田英郎・短編「ホットコーナー」-直木賞空中ブランコ」の中の一話) 原因は(小説の中の言葉をかりれば)、脅迫神経症、依存症、恐怖症、無意識拒絶症・・・etc。

人間の脳や神経の仕組みは不思議だ。知識と本能、意識と無意識の距離。「人は考える葦(あし)だ」といった人もいるが、考える神経が一つでも狂うと、壊れる。考えすぎてたどり着くのは考えないこと(本能)だったりして(笑)。肩の力を抜く、たまには羽目をはずす(童心に帰る)、自分をさらけ出す(馬鹿になる)・・・そんなの、コントロールしているうちは無理だよね、無意識でなくちゃ。
みんな、歳とった両親とどう向き合ってるのか(向き合ってきたのか)、勉強しなくちゃ。今日は「敬老の日」。