好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

初七日と49日

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法事にはあまり詳しくない。こんな記事を読んだ。昨日は震災から四十九日。

「四十九日の節目に出て来てくれた。待っていてくれたのかな、やっと家に連れて帰れる」とハンカチで何度も目を拭った。
石巻市大川小、死亡、行方不明者は全児童108人のうち74人。以来、ご両親のまな娘を捜す日々が始まった。長靴をはき、学校近辺の田や山へ。その前には必ず、大川小の校門などに娘さんの好物を、ココア、ピザ、ホットケーキ……この日も朝からおにぎりと卵焼きを用意した。49日合同供養の式典が終わった直後、地元の警察署から携帯電話に連絡が入った。遺体安置所でもう一度確かめた。「娘だ」。後部座席を平らにして棺(ひつぎ)をのせ、寄り添って家に戻った。「せめて一晩でも二晩でも、一緒に家で過ごしたい」。(朝日新聞)

初七日は亡くなった人が「三途の川」にたどり着く日、激流か緩流か、どちらを渡るかが決められる日。娘さんはすでに川を渡っている・・・まだ激流の中か・・・との思いであったろう。49日は、極楽浄土に行けるように供養する日とのこと。やっと、娘の手をしっかり握れる。
大川小では、今も児童6人と教員1人の行方がわかっていないとのこと。