好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

不安のもと

こんな時だからと、批判・非難は誰でも極力避けてきたと思う。しかし・・・・国会が始まると、やっぱり責任追及ばかりがめだつ。
非常時のどさくさに「口が災いで(自衛隊暴力装置などと)」辞めさせられた仙石さんを副官房長官に起用、原子力の勉強不足で急きょ民間4名の顧問を収集し被災地をつめこみ視察、野党に非常時副総理(責任の分かち合い)の席を持ちかけたり、身内である被災地岩手で絶大の人気を誇る小沢さんは救援のなにに力を発揮してるかもわからん、TVに出てくるのは官房長官ばかりで国を率いるはずの首相の姿は(忙しいからと)姿を見せない。「ただちには・・・」「自粛するよう・・・」「自主的に避難するように」・・・あなたたちで判断しなさいとでも言わんばかりの、人任せ、責任回避の言葉の羅列、訳の分からんカタカナ文字や数値も安全であるはずの地域の野菜をもつぶさせ、牛乳を捨てさせ、水を買い占める人、遠くへ逃げ惑う人を生み出し・・・だんだん悪い方向へ導いてる。国難に、とても「先送り名人」のこの人たちが国を率いていることだけには、ただただ不安を感じざるを得ない。

原子力最先進国の仏のサルコジ大統領が来日する、仏の原子力技術者たちの派遣打診だ、アメリカもいよいよ戦略無人偵察機グローバル・ホークを世間(中国やロシアも見てる)の前にさらす。これを失敗することはエネルギーを原子力に頼ってる国に多大な影響を及ぼすからだ。日本だけの問題じゃない。しかしもうこの政府に任せるには限界だ、と感じてるような雰囲気になってきた。
現場の公務員や地方自治体、民間のNPO、ボランティア、被災者達自身の辛抱や忍耐がなんとか支えている感じがする。政治家の存在をこんなに頼りなく感じたことはない。これから長い復興が待ってるというのに。
あ~ぁ、愚痴ってしもた・・・。