ミステリー宇宙桜

２０００年に宇宙飛行士毛利衛さんとともにスペースシャトルで宇宙を旅した桜の種子、７～８年後に開花するといわれていたのに６年後に(２００６年に)開花した(北海道)。その時は１年くらい早まるのは、まあラッキーくらいのニュースで終わった。
今度のは２００９年にISS(宇宙ステーション)で６ヶ月間宇宙飛行士若田さんと過ごして帰還した種子の話し。北海道から沖縄までの１４地域から集められたさくらんぼ（の種子)が各地へ里帰りしていた。去年から、芽吹いた、苗がすくすく育っている、花が咲いた、種々の「宇宙桜」便りが届いている。
１年で３０ｃｍしか成長しないはずが１ｍ３５ｃｍまで伸びた(高知)･･･、接木(つぎき)でしか育たなかった種子が芽吹いた(岐阜)･･･たった６ヶ月間無重力で放射線の多い宇宙空間で過ごしてきただけなのに、なにか突然変異がおこったのか、原因のわからぬミステリー便りが届く。宇宙の謎、生命の謎を身近に感じさせる「宇宙桜」だ。
アフリカ・中東では独裁の武力で何十何百の人が殺されていく･･･ましてや、平和ボケ日本では解散しろ、しないなどと、詭弁言い訳へ理屈の突然変異語が飛び交う。･･･ミステリーのかけらもない。