好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

開発と自然

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「コンクリートから人へ」は今の政権民主党のキャッチフレーズだった。公共工事(道路、橋、ダムや空港)の予算より、人(子供手当てや授業料無償化や高速道路無料化や・・・)へ、一見「人に優しい」政策に見えるが、ご承知のように、上手く機能せず、ガタガタになってしまったけど。
渋滞緩和を目的の空港から那覇港の下を海底トンネル、ここお店のある若狭海浜公園が終点だ。ここのところ周辺も工事が急ピッチだ。周辺をクルーズしてきた客船「にっぽん丸」が若狭バースに戻って一休み中。工事現場の中で肩身を狭く停泊中の風景は似合わない。
沖縄の道路や橋は、変な言い方だけど、人の利用しない山奥へ行こうがどこもほんとに整備されている。「海岸線がなくなった」というほどの公共事業に依存していたからだ。
基地の見返りの「沖縄開発振興費」と「生活のためのコンクリート」と「環境保護」の板ばさみが沖縄の現状だ。ただいま、自立経済のあり方をみんな試行錯誤している。