好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

感謝祭とインディアン

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11月の第3木曜日は「ボジョレー・ヌーボー」だったね。で、昨日第4木曜日はアメリカの「感謝祭」。沖縄米軍基地で仕事のみなさんも祝日でした。仲間の一人が「七面鳥」の手羽先をもってきた。
たまたま東京の息子の誕生日でもあったので、こころ密かにそれで誕生日を祝ったことを、もってきた知人は知らない。
「感謝祭」Thanksgiving Dayサンクスギビング・デイというね。なんの感謝だろう?以前は純粋に神に収穫を感謝するおごそかな宗教行事だったという。イギリス人がアメリカ大陸に移住を始めた頃、厳冬で飢えに苦しんでるのをインディアンたちが毛皮や食料で助けた。その年の秋は豊作だったのでお返しにインディアンたちを招いて感謝の食事会を開いた・・・と、なっている。
ところが、同じ日にインディアン連合会は「・・・なんとか(イギリス人の名前)の日」といって、祖先が虐殺された弔(とむら)い、「祈りを捧げる日」となっている。そんな歴史をくぐってきて、今はX-マスの前夜祭としてにぎわっているようだ。

なんで七面鳥かな~?・・・また話しが長くなりそう・・・。晩餐の定番が欧州では七面鳥だからだよ。おいしいとかおいしくないとかの話しではない。沖縄ではお祝いには必ず豚肉が山盛りで出てくる。ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」で極悪非道な金貸し主人公が改心して感謝に差し上げたのも「七面鳥」こんな歴史がある国だ。