好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

日本の衰退

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パソコンに「かんりゅう」と入力しても「韓流」という漢字変換はでてこない。それ程「韓流」という言葉は最近のことだ。沖縄にもどってから偶然「冬ソナ」のTV初放映を知人の店でみた。これからだったね、徐々に「韓流」ブームになったのは。だから6~7年前からだ。それから韓国映画「シュリ」をみた。「僕の彼女を紹介します」もなかなかよかった。で、芸能に疎(うと)い自分でも、ペ・ヨンジュやチェジウ、シュリのキム・ユンジンは知ってる。でもそこまでだな。あまりの加熱ぶりにその後のブームにはついて行けなかった。なんせ韓国サッカーのスター、パク・チソン(マンチェスターU)すらも知らない人たちが急に韓国、韓国と言い始めるんだから・・・。
その後の冬オリンピック、女子フィギュアのキム・ヨナもすごかった。特にこいに至ってのゴルフ界は、日本はもとより世界も韓国選手が圧倒している(↑写真-藍ちゃんは6位)。芸能も、KARAとか少女時代とか韓(ハン)とかは、無関心の私でさえ聞いた事ぐらいはある。

経済でもサムソンがソニー、パナソニックを圧倒し始めた。トヨタも韓国ヒュンダイに猛追されている。
なぜ同じ世界的な不況の中でこうも韓国と日本の差が開いてきたか。スポーツを通して見えることは、今は日本では死語になりつつある「ハングリー精神」の差だと思う。スポーツや芸能だけでなくだ学業(大学)も商売も「どんどん世界に出て行く」差だと思う。そしてなにより顕著な差は韓国政府が芸能・文化を海外輸出の「国策」としていることだ。今やアジアは韓国の芸能ブームに引っ張られて韓国製品であふれてきている。日本もそのブームに乗っかってることを知ってるのだろうか?韓国までツアーを組んで行く。
その日本はというと、みんな仲良く、友愛、ゆとり教育・・・。逞しさを身に付けず、どうして弱者に優しくなれるものか。 お金にまったく困ったことのないお坊ちゃん政治家や官僚たち、国の借金がもうすぐ1000兆円になるというのに、ねぇ・・・。

驚くことに「国の借金だから大丈夫、国は倒産しない」、と今でも言う人がいる。国の借金は国民からの借金(国債=皆さんが預けている預金や貯金、保険、年金積み立て)が利息はもとより返って来ないということ、返すためにまた借金を増やすということだよ。いずれは破綻するでしょ、どう考えても。