好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

4月1日

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タクシー乗務3年2ヶ月、月間売上の新記録更新で終えた先月3月、最後の最後に連ちゃんの観光客が効いた。

クルーズ船Seabourn Sojyourn(シーボーン ソジャーン)からたまたま乗せたポーランドからの2組4名、南部の平和記念公園を案内、車中こういう会話をかわした、
第二次世界大戦中、日本で唯一地上戦が行われたここ沖縄では、たった3ヶ月で20万余が亡くなりましたよ」
ぽつんと助手席の男性が答えた、
「ポーランドでは、5年の間に、500万人が死んだよ」と・・・。

アウシュビッツ強制収容所を知ってるだけで分かったつもりでいたポーランド、ヨーロッパ最大の戦死者を出した悲劇の国ポーランド・・・、やっぱりもっと世界を知らなきゃと思う。

4月1日は、卒業があり、就職があり、いろんな人が友達と別れ親元を離れ故郷を去って独り立ちを始める月でもある。新しい世界に足を踏み出し、夢を追いかけるのは怖くもあり楽しみでもある。

72年前の1945年4月1日は米軍が沖縄本島に上陸した日。ひめゆり女子看護隊をはじめとする多くの若者たちもその後戦塵に散った。「散りてなお、香り芳(かんば)し、しら梅の花」(白梅女子看護隊)
夢を追いかける選択さえなかった。

イメージ 2もっともっと世界を知ろう、世界がわかれば、自分が生まれた国ももっとわかる。