できる時

「台風11号はどうですか？」空港で乗って来たｻﾗﾘｰﾏﾝ風おじさん。

「明後日土曜日ですよ、本島に影響がでそうなのは」

「えぇ～、土曜日に大阪に帰るんだけど、まいったな」

「飛行機は、影響はあるけど、欠航になるほどではないと思いますよ」

飛行機はツイてないんだよね～。若い頃はﾌｨﾘﾋﾟﾝの国内線でｲｽﾗﾑ過激派にﾊｲｼﾞｬｯｸされほんとにもう少しで死んでた思いもしたし、ｶﾅﾀﾞのﾊﾞﾝｸｰﾊﾞｰでは軽飛行機が凍結で飛んだ直後に海に墜落して海中からかろうじて抜け出し5時間ずぶぬれで救助を待ったこともある。

・・・まるで映画みたいな凄い体験の持ち主、もう少し聞いていたかったがそれくらいで別れる方がいいかもしれない。人間いつどうなるか分からん。

降ろしたそばの海岸で車を停めてしばし海を眺める(糸満市西崎海岸)、人間、できるときにやっておかなきゃとそう思う。

来た来た、届いた～。乙川優三郎の本読みつくしたんで他の作家との共著でも何でもいいと思ってamazon.comに注文してた。さて、どういう小説か、もうしばらくは楽しめそうだ。

ﾘｵ・ﾊﾟﾗﾘﾝﾋﾟｯｸも終わりが近付いてきた。

「いろんなことを犠牲にしてきて、いろんなことを乗り越えてきて、その結果なんで・・・嬉しいです」　一人一人の涙、笑顔に強烈な生き方、感謝がある、素晴らしい。